2021年(令和3年)の司法書士試験は7月4日か
令和3年の司法書士試験日は例年の慣行通り7月第一週目の日曜日なのか、去年(令和2年)のコロナ騒動を受けて9月下旬になってしまうのか、気になりますよね。
法務省の発表は例年だと4月の終わりくらいにならないと確定的なことはわかりません。
昨年は、コロナウィルスの影響で例年とは違い、7月の第1日曜日から延期されて、7月になっても決まらず、9月最終週に延期されました。
でも、今年は今のところ例年の慣行通り7月の第一週目4日の日曜日に実施される見込みが濃厚で、一般向けの試験日発表とは違うところで公表されています。
令和3年度司法書士受験会場の募集から日程が判明した
令和3年の実質的な選抜試験とも言える筆記試験が、令和3年7月4日(日)である根拠は、業者向け?の会場募集要項から判明しています。。
令和2年の前までは、7月第一週目の日曜日という慣例があったので元通りにもどる、ということなんでしょうね。
おそらく、コロナウィルス対策として、令和2年の実施方法などから反省なども含めて、自粛やら感染症の三密を避けるなど対策ができると考えているのでしょうね。
資格試験と言えば、密閉した部屋で、大多数の人が接触してもおかしくない教室にとじこもるわけで、まさに密な状態。
ワクチンが有効などと言われても、今までのように、受験者が増えたら席の間に受験者を押し込めればいい、という会場調整も含んでの会場募集なのでしょう。
コロナ自粛や緊急事態宣言にも慣れてきた人が多いので、さらなる司法書士試験日の延期は令和3年ではいまのところ考えにくい方向です。
ただ、可能性として司法書士試験が中止になってしまうのかは、これからどう感染が広まっていくのか、など外部的な要因次第です。
令和3年の司法書士試験会場は減ったまま
試験会場が去年(2019年)は全国50カ所だったのに対して、令和2年は15カ所でした。
これは、一昨年の時点でタイトルが「平成32年度(2020年度)以降に実施する司法書士試験(筆記試験)の会場について」という発表をしていたとおりでした。
3 試験会場
筆記試験 東京,横浜,さいたま,千葉,静岡,大阪,京都,神戸, 名古屋,広島,福岡,那覇,仙台,札幌又は高松の法務局 ・地方法務局が指定する場所
試験会場が減ることで、試験会場が遠いから宿泊を伴う受験生がそれ相応にいたようです。
昨年はそれに加えて、ホテルなどの宿泊業界も営業自粛などで大打撃をともなって、宿泊できるかすらハラハラして直前を迎える受験生もいました。
今年もさらに観光・宿泊業界は淘汰されるとも予想されているので、宿泊を伴う受験生は早めに予約して、直前に宿泊できるかも確認をとっておいたほうがいいかもしれませんね。
→宿泊予約サイトで確認できます
司法書士試験直前講座がおすすめ
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【中上級者対象】直前期の司法書士講座
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直前期は、課題・弱点がいろいろ発見される時期です。
点数や判定に一喜一憂するより、課題や弱点を発見する目的で、自分をコントロールする目に見えない部分も気にしたいですね。
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【初学者対象】司法書士合格講座
初学者と言っても司法書士試験の発表時期は2つのパターンがありますよね。
- 昨年から勉強を開始してはじめて司法書士試験を受ける
- 今から司法書士試験の勉強を開始する
「1」の昨年から勉強を開始して、猛勉強しているなら、中上級の直前期のコースに合流して、答練や模試を受けた方がいいです。
1年目は、成績や合格判定は全く気にする必要はなくて、ひたすらアウトプットで確認。
ピークは7月の本試験に持って行けばOKです。
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2022年合格目標ですが、一気に合格に向けて勉強する方も多い講座です。
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