司法書士試験試験講座の費用はどれくらい?
司法書士試験を受験するにあたって、各学校の講座の費用はどれくらいかかるのでしょうか。
司法書士試験の講座を受講する時点で、どれくらい勉強をしているか、によります。
まっさらな司法書士試験初心者なら、すべての講座をパックにして50万前後が目安です。
1度はしっかり勉強し、司法書士試験の勉強も進んでいる中上級者向けなら、20万程度でも受講できます。
模擬試験のような答案練習会だけの参加ならば、10万円前後でしょう。
初心者から合格までの司法書士試験の講座パック
司法書士の試験を受講しようと考えて、何も法律の知識もない人が司法書士試験の講座を受ける場合は、パックになっているコースを受けるのが通常です。
内容は、初心者向け講義+答練+択一講座+書式講座であることが多いです。
それぞれの講座が合体しているスタイルが一般的です。
だいたい、50万円前後です。
それぞれを、個別に講座をとることも可能なのですが、あらかじめ全部の講座を受けることを前提に、講座の代金を支払うと、破格に安くなるのが特徴です。
最近出てきたスタイルの、インターネットだけを主に使う司法書士試験の講座の学校(資格スクエアなど)なら、費用は半分程度になります。
同じくネットしかないSTUDYing(旧通勤講座)の場合は、10万円程度でも受講が可能です。
もし、司法書士試験に自分がむくか向かないかわからないけど、とりあえず、講義を聞きたい。
そう言った方は、初心者向け講義だけ受講して、その後、中上級者向けの講座をとる、という選択ができます。
初心者向けのインプット講座だけを受講するなら、費用はフルパッケージよりも3分の2程度で済むことが多いですね。
中級者以上の方向けの司法書士試験の講座パック
中上級者とは、一度は本気で司法書士試験の全般の知識を勉強し、1度は司法書士試験を受験した人のレベルです。
答練+択一講座+書式講座のパターンが多く、初心者向け講義がないのが多いです。
司法書士試験が7月の第一日曜日が受験日なので、中上級のコースは1月前後から始まることが多いです。
講座費用も、初心者パックのほぼ半分程度の25万前後です。
中級者向け以上のインプット講座が付いている場合は、若干高めです。
講義をひと通り聞いた方を前提として、試験に必要な、解答スピードや知識の応用を養う的な位置づけのパックが多いですね。
中級者以上になると、レベルはいろいろな方がいます。
- 何度も過去問等を繰り返しているので、答えは覚えているけど、理解が足りない人
- 理解はできるけど、試験問題になるとなかなか回答できない人
中級者以上の方は、自分の弱点を客観的に理解するためにも、こういった講座を利用したいですね。
司法書士試験の大手予備校(LEC東京リーガルマインド、伊藤塾、TAC・WASEDAセミナー)では、中級者以上の講座があり、初学者よりだいぶ費用は安くなっているはずです。