司法書士講座は通学?通信?
司法書士試験の講座を受講すると決めてから、
- 学校に通うように通学した方がいいのか
- インターネットで通信講座を受けた方がいいのか
迷ってしまうかもしれませんね。
もし、本気で合格する気+環境があるならインターネットで受講がおすすめです。
司法書士に限らず、資格試験には大きく分けて2種類の受講形態があります。
「通学」 か 「通信」ですね。
それぞれに、メリットデメリットがあると言われています。それぞれの特徴を詳しく見ていきます。
司法書士講座を通学で受講する
通学は、自分で自ら足を校舎に運んで他の受講生とともに同じ講義を受講する、というものです。
- 周りに人がいるので、自分もやる気になって授業をうけるから緊張感がある
- 授業が終わってから疑問点がでてきたら、講師に質問ができる
- 席の近くの人と友だちになって、切磋琢磨できる
こういった理由で、通学を選択する、という方もいます。
いわゆる、大手の司法書士士試験の予備校は、初心者から中級者(勉強2年目以降)も受講できるくらいの講座を揃えています。
伊藤塾、LEC東京リーガルマインド、TAC・早稲田セミナーが司法書士試験の大手の予備校と言われています。
時間的に余裕がある学生さんが選ぶ事が多いですよね。
理想としてはわかりますが、「資格試験に合格する」という意識が常にないと通学でも緊張感は一気になくなります。
一度、学校をサボると、癖になって、わかるからいいや、あとでやるからいいかな、と自分に甘えが出てきたりもします。
周りの受講生とお話するために学校に行ったりするだけになると、なかなか目的意識を回復するのには時間がかかるでしょう。
講師への質問も、その場で思い浮かぶならいいのですが、自宅に帰ってからでてきたりすると、また学校に通うまで???だったりもします。
その点、ネット受講ならその場で、質問投稿できたりします。
司法書士講座を通信で受講する
最近は、「通信」といっても、様々な受講形態があります。
20年前くらいは、通信講座はあっても、カセットテープというものを使っていました。
その後、DVDに進化したりしていましたが、今では、すっかりインターネットのストリーミング・USBなどのメディアで受講することができます。
メリットとしては、
- 自分の受講したい時に自分のペースで受講できる
- スキマ時間が有効に使える
- ネットなら質問をすぐに投稿することができる
ことなどです。
ネット受講に力を入れている大手の司法書士試験講座の学校なら、ほとんど生講義(直接学校での授業)と変わらないか、むしろ「資格試験に合格する」という意識が高い人にとっては、こちらのほうがオススメできます。
また、大抵の場合、インターネットでの受講のほうが講座費用は安くあがります。
サラリーマンなど働きながら司法書士試験を目指すのであれば、費用も安く、いつでも勉強できる司法書士試験の講座がある学校を選んだほうが、時間を効率きに使うことができます。
通信でも通学でも合格する意識が大切
通学でも通信の受講形態でも、「司法書士試験に合格する」という意識がなくて合格する人はいません。
選択するときに、「自分は意志が弱いから通学にしよう・・・」という理由があるなら、通学でも合格はできないでしょう。
司法書士試験は、鉛筆を転がして回答しても合格する試験ではないので、それなりに自己管理が必要です。