受験番号が早いほうが合格人数は多い

司法書士試験の申込が早いほうが合格率が高いのか

 

司法書士試験の受験番号は、申込み順です。

 

受験申込み期間の早いうちに申請すれば、早い受験番号になります。

 

早く受験申込みする人は本気度合いが大きいので、合格率が高い、と大学受験でもよく言われていますよね。

 

実際に司法書士試験でも、合格者の数を調べたところ、早い受験番号の方が合格していた人は多かったんです。

 

とは言っても、遅い受験番号でも合格する人もいるわけです。

 

実際の司法書士試験の受験は、番号によって違うのか、経験もふまえて紹介します。

 


司法書士試験の受験番号は申込み順

 

司法書士試験の申し込みは、毎年5月上旬くらいから、10日間程度の期間です。

 

受験申し込み自体は、郵送でも法務局持参でもできます。

 

司法書士試験の受験番号は、申込み順で決まります。申込み期間の早いうちに申請すれば、受験番号は早いし、遅ければ、受験番号も遅い、ということです。

 

毎年、司法書士受験申し込みを早いうちにするか、後にするか、いろんな意見がありますよね。

 

というのも、早く受験申込みをする人ほど、合格率が高い、と言われているからです。

 

そこで、実際に司法書士試験の受験番号が早い人ほど合格しているのか、を調べてみました。

 

受験番号と司法書士試験合格者の検証

 

法務省は、ここ数年の司法書士試験の合格者の受験番号を公表しているんですね。

 

まずは、受験者の一番多い「東京」の会場での受験番号と司法書士試験合格者の数を、ざっと調べてみました。

 

平成30年度司法書士試験合格者受験番号受験地 東京

 

まずは受験番号の早いほうを、100人区切りでチェックしてみました。

 

受験番号 人数
1〜100 6人
101〜200 7人
201〜300 6人
301〜400 3人
401〜500 6人
501〜600 4人
601〜700 4人

 

司法書士試験の合格率が3%前後だとすると、100人区切りですべて合格率の平均を上回っていますね。

 

次に、受験番号の遅い方で、3500番以降をチェックしてみました。

 

受験番号 人数
3501〜3600 0人
3601〜3700 1人
3701〜3800 1人
3801〜3900 1人
3901〜4000 0人
4001〜4100 0人
4101〜 1人

 

明らかに、後ろの方が合格者は少ないです。

 

受験番号が若い方が合格率が高いジンクスは、司法書士試験に当てはまりそうですよね。

 

受験申込みの時期によるメリットとデメリット

 

司法書士試験は、受験申請順に受験番号が割り振られます。

 

受付初日に法務局に持参すれば、早い受験番号になり、受付期間の最終日の消印で郵送すると、遅い受験番号になる、というわけです。

 

この受験申込みの時期の違いで、受験上のメリットとデメリットがあったりします。

 

その差は、実際に試験会場で受験するときになってわかるんですね。

 

受験申込み時期が早い場合

 

受験申込時期が早い、ということは、受験番号も若いということです。

 

検証してみたとおり、合格率は受験番号が早いほうが合格率は高いんですね。

 

ここで、早い受験番号の人の属性を想像してみると

  • 司法書士試験に向かって真剣に勉強している人

ですよね。

 

本気度が大きいので、受験するための準備も、前もってしっかりしているわけです。
受験番号が早いと、周りの人たちも、試験会場で頭がよさげに見えます。

 

受験申込み時期が早いと、本気度の高い人たちと受験できる、というメリットがあります。

 

もし、自分が周りに影響されやすいタイプなら、受験申込みを早くした方が緊張感が高く保つことができるかもしれませんね。

 

さらに、ちょっとした優越感を味わいたい人は、ものすごく早い受験番号で合格した時にメリット?があります。

 

司法書士試験の合格証書の授与式では、代表受領するのが、もっとも受験番号が早い人になっている慣例があります。成績での総合一位ではないんです。

 

制度が変わらない限りは続きそうなので、目指したい人にはいいモチベーションになるかもしれませんね。

 

受験番号が早い場合のデメリットは、自分が周囲のプレッシャーに弱いと、「あんな人たちに勝てない」とネガティブに考えてしまうことです。

 

受験者の中には、緊張感が高すぎて、神経質というかピリピリしすぎている人もいます。
自分の前後にいるかは、運次第、ということになりますけどね。

 

受験申込み時期が遅い場合のメリット

 

一方で、遅い受験番号の人の属性を想像してみると

  • 記念受験で司法書士試験を受ける
  • 受験申込期間を気にしていなかった

 

記念受験の方は、司法書士試験の合格への本気度が高くはないです。
いい意味でとらえると、リラックスして受験している、とも言えます。

 

私の場合は、周りに影響されやすい緊張するタイプだと思っていたので、あえて受験番号を遅くしました。

 

試験日当日は、前年の受験番号が早い受験会場より、あきらかに欠席者の数も多く、ゆったりと受験した記憶があります。

 

周りが緊張感が高いと自分がビクビクしちゃうタイプなら、受験申込み時期を遅くした方がメリットになるかもしれませんね。

 

ただデメリットとして、本気度が低いので、本試験会場に時間ギリギリに来てドタバタしている人はいます。

 

だから、データ上でも受験番号が遅いと、合格率が低い原因にもなっているのかもしれませんね。

 

受験会場によっては受験番号が早いも遅いも関係ない

 

司法書士試験は、年々受験者数が減ってきています。
これからも司法改革制度のようなよほどのことがない限り、受験者数は増えないと予想されます。

 

たしかに、東京の会場は例年早稲田大学の校舎を使うくらい、大人数が受験します。
だから、受験番号が早いか遅いかによって、受験者のカテゴリー属性の違いがあったりします。

 

でも、東京以外、それも首都圏以外だと、受験番号が早かろうと遅かろうと一つの教室に全員が入るような場所もあります。

 

たとえば、司法書士試験の合格者は、高松(該当者なし)、徳島(3人)、高知(2人)です。

 

少人数で受ける会場だと、東京の会場のように司法書士試験の申込みが早いか遅いかによって、メリット・デメリットはあまりないんですね。

 

司法書士試験申込時期と合格するかは関係ない(まとめ)

 

実際には、受験番号が早くても遅くても、いろんな人がいます。

 

試験中に、

  • 貧ボーゆすりで落ち着かない人
  • ぶつぶつ言ってうるさくしている人
  • 頭をガリガリ引っかいて不潔な人
  • 香水のきつい人

などなど、いろんなタイプがいます。

 

司法書士試験合格後も仕事をすれば、変わった人や常識的な人もいるわけです。

 

周りに変わった人がいるから仕事ができない、というのは言い訳になってしまいますよね。

 

司法書士試験の受験申込が早い
   ↓
本気度が高い
   ↓
受験番号が早いほうが合格率が高い

 

ここまでは、データ上確かです。

 

ただ、「受験番号が早いから合格する」というわけではないんですね。

 

受験申込みの時期によるメリットとデメリットは、自分以外の他の司法書士受験生の傾向があるかな、というくらいです。

 

司法書士試験に本気で合格するかしないか、が分かれ目ということなんですね。

 

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