年齢は司法書士試験の勉強に影響しない
「司法書士試験の勉強は、この年齢からでも大丈夫だろうか?」
司法書士試験を受験して合格を目指したいけど、いまからでも遅くはないだろうか?
そんな心配になってはじめの一歩を先延ばししてしまうことがあります。
でも、司法書士試験の性質や平均勉強時間、平均合格者年齢などの客観的データからしても、司法書士試験の勉強に年齢は影響しないことがわかります。
司法書士試験で年齢は関係ない
一般的に、「資格試験の受験生」というと、20代ぐらいの若い方が多いのでは?
先入観があると、30代後半や40代、50代の方は不安に思ってしまうことがあるようです。
しかし、司法書士試験の勉強を始めるにあたっては、年齢を心配する必要は全くないんですね。
たとえば、令和2年度の司法書士試験の合格者の平均年齢は40.02歳です。
また、最少年齢は21歳で、最高年齢は73歳でした。
司法書士試験の受験には、年齢制限がありません。
年齢に関係なく、幅広い年代の方が合格できる試験なんですよね。
ここ25年ほど司法書士業界の実務にかかわっている中で、10年以上の社会人経験があった30代後半の方が司法書士試験の受験を始めて合格し、今では独立開業して活躍されている方もいらっしゃます。
効率的に司法書士試験の予備校を利用する
司法書士試験を受験するにあたって、年齢は関係ありません。
とはいっても、受験科目の多さや範囲を考えたら、適度に絞り込みをする必要があります。
すべてを自分一人でやっていくとなると、効率的な勉強ができず、結果的に受験期間が延びるだけになってしまいます。
司法書士試験を受験しよう!と気持ちが高まってきたら、まずはインターネットで大枠を把握するといいですね。
とくに、ほんの数年前までは、通学がメインの大手予備校(LEC東京リーガルマインド、伊藤塾、TAC・WASEDAセミナー)などはわかりやすく丁寧に説明しています。
大手予備校は、うまく司法書士試験の合格したあとのイメージも誘導してくれている印象も受けます。
ここ最近は、大手だけでなく、ネットで受講する資格スクール(STUDYing(旧通勤講座)、資格スクエア、クレアール)もベテラン講師を揃えています。
効率的に司法書士試験の勉強をして、年齢に関係なく短期で合格するには、司法書士試験の予備校を効率よく利用するほうがいいです。