司法書士は登記だけが仕事ではなくなってきている

司法書士と言えば「登記」が仕事、とほとんどの受験生は思っていて、実際の仕事も今はほとんど登記がメインです。

 

ただ、司法書士業界は「脱登記」が進んでいて、法律家として、これからどんどん登記以外の多方面で活躍する司法書士と、登記にこだわりすぎて廃業する司法書士に二極化するようになります。

 

このカテゴリーでは実際に司法書士試験合格後の実際の仕事についての情報をまとめています。

 

司法書士は、電話とパソコン一台があれば開業できる、というくらい大がかりな準備のいらない仕事です。とはいえ、実際に司法書士試験に合格して、司法書士として開業する前は何をどうするのか、どういう仕事のスタンスでやっていくのか、は手探り状態になるんですね。司法書士の書式の試験には、よく事例形式で、「○○が来所して、法的手続きをしてほしい」などと問題に書かれています。まさかと思いますけど、司法書士の実務で書...

司法書士試験に合格して、開業したら、すぐにどこかから仕事が舞い込んでくる。かつての昭和時代には、司法書士は資格商売としてそういう時期もありました。でも、今の時代は、司法書士試験に合格したから、というだけで仕事をお願いされることは、全くありません。ここでは、司法書士試験に合格し、開業してから、どんな風に仕事を得ていくのか、について紹介しています。司法書士になって確実に仕事をとってくる営業活動のポイン...

2000年になってから「規制社会から活力ある競争社会へ」ということで、自己責任が強調されるようになりました。そのなかで、紛争を迅速に解決するために司法制度の改革がされることになり、司法書士にもスポットライトがあてられるようになりました。これが簡易裁判所で訴訟代理等を行う業務の付与になったのです。認定司法書士の仕事は従来とどう変わったのか、紹介します。認定司法書士とは司法書士が簡易裁判所に関係する業...

司法書士試験で、民法の最初の方で「後見」の分野を勉強しますよね。司法書士試験に合格しての仕事、というとほとんどの場合「登記」を連想しますが、「後見」に関する仕事もあります。司法書士の後見人集団のリーガルサポートでは、後見制度が開始されて以来、判断力が不十分な人たちを保護するために組織されました。ここでは、リーガルサポートの成り立ちと法的判断の行使について、紹介します。リーガルサポートとは司法書士の...

ゲートキーパー法とは「犯罪による収益移転防止に関する法律」という法律のことです。この法律は、犯罪からの収益の移転とテロ資金供与の防止対策を目的として、マネーロンダリング(資金洗浄)などの疑いがある行為を通報することを義務づけたものです。これに違反した場合は処罰する、という内容のものです。通報義務があるものとして、金融機関ばかりでなく、司法書士のほか、弁護士、公認会計士、税理士、不動産業者など顧客の...

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司法書士試験に合格したら、司法書士事務所で働いて・・・しばらくして、できたら独立して・・・そう考えている人はものすごく多いです。でも、結論から言えば、司法書士試験合格後を流れにまかせてしまうと、残念な人生を送ることになります。それは、自分で自分の人生の進路を考えることを放棄してしまっているからです。だったら、司法書士試験合格者が進む道はどのような進路があるのかを、試験合格前にある程度知って可能性を...