司法書士法と規則を関連づけて勉強する
司法書士法はここ数年、1問出題されますよね。
以前は年度によって、司法書士法は筆記試験では出題されない時期がありました。
ただし、そういった年でも口述試験では問われていました。
現在は、司法書士法も午後の部の試験に1問出題されることがすっかり定着していますよね。
今後も継続して出題される可能性は十分に考えられるので学習の必要はあります。
司法書士法の勉強方法は、司法書士法と規則を関連づけて勉強するのがポイントになります。
このページの目次
司法書士法の勉強は条文を読むのが基本
司法書士法からの出題は、過去問を見ると、ほぼ条文そのままと司法書士規則からの出題です。
昨今は、本人確認制度などの関連項目も重要なポイントになってきています。
過去問そのままが出てくる可能性は低いですが、関連する条文はそのまま出題されています。
条文読みのポイントは、条文が具体的に適用される場面を考えて、司法書士法と司法書士規則を関連させて読むことです。
司法書士法は、出題されるのは1問だけです。
司法書士制度の沿革から説き起こして、現行司法書士法の条文を逐次解説してあると理解は早くなりますが、要点がコンパクトに整理されていて、さらに手続きに関しては図を使って解説してあれば十分です。
司法書士法はコンパクトにまとまった予備校が出版している教材がオススメです。
長年司法書士をされてきた著者が先例をあげながら司法書士法の体系的解説が書いてあるものがいいです。
司法書士法で最低限抑えておきたい重要項目一覧
- 業務の内容と範囲
- 付随行為として許されないもの
- 農地法三条の許可
- 申請書の作成
- 会社の定款、株式申込証等、和解契約締結
- 土地家屋調査士業務との関係
- 司法書士の資格
- 欠格者
- 登録
- 登録事項のチェック
- 登録の拒否と審査請求
- 変更の登録
- 所属する司法書士会の変更の登録
- 登録の取消
- 必要的取消と任意的取消
- 登録を取り消された場合の審査請求
- 事務所
- 設置
- 事務所の単一主義
- 事務所の表示および報酬規定の掲示
- 補助者
- 報酬と領収証の交付
- 業務関係の規律、嘱託に応ずる義務
- 業務を行ない得ない場合
- 秘密保持の義務
- 会則遵守の義務
- 不当誘致の禁止
- 双方代理の禁止
- 事件簿の調整、保存義務
- 懲戒
- 聴聞
- 公共嘱託登記司法書士協会