司法書士試験の3か月前、直前期は大切な時期

7月に筆記試験が控える司法書士試験受験生にとって、4月から7月は「直前期」といわれる大切な時期です。

 

この期間を有意義に活用することで、まだまだ実力を伸ばすことができます。

 

司法書士試験の直前期。試験合格のためのポイントは以下の3つです。

 

  1. 過去問練習を中心に復習。基礎知識を確実にする
  2. 横断的な知識を整理する
  3. 難問で出題される細かな知識を追求しすぎない

 

直前期にすべき勉強のポイント3つを詳しく紹介しますね。

 


司法書士試験直前期の3つのポイント

 

過去問練習を中心にこれまでの復習を行い基礎知識を確実にする

 

直前期の勉強は、学習範囲を拡大することではなく、それまで勉強してきたことの復習に尽きます。

 

過去問を繰り返して、出題パターンの把握することが直前期にすべきことです。

 

そのうえで、それぞれの論点の理解を深め、解答スピードを上げていきましょう。

 

ひとつひとつの基礎知識を確実にしていくことで、問題を解くための判断力が向上していくはずです。

 

例えば、スタディングで提供している「要点暗記ツール」です。

 

各科目の各テーマごとに重要論点をコンパクトに集約していますので、短時間で効率的な復習が行えます。

 

テキストの図表などを利用して横断的な知識を整理する

 

直前期だからこそできることとして、知識を横断的に整理しておくことも大切です。

 

試験では複数のテーマにまたがった内容が出題されることもあります。

 

例えば他の制度との比較を問うような問題です。

 

各科目の各テーマを勉強していた時点では、明確に覚えていたはずのものでも、様々な科目を勉強した後では、知識が曖昧になっていることがあるので、試験前に知識を整理しておきましょう。

 

難問で出題される細かな知識を追求しすぎない

 

司法書士試験直前の時期になると、多くの予備校では模擬試験が行われます。

 

直前期に行われる模擬試験などでは、ほとんど試験に出ない難問が出題されることがあります。

 

試験前に、少しでも、知識を吸収したいという思いから、このような難問に気をとられてしまうこともあると思いますが、必要以上の追求は避けるべきです。

 

試験までの限られた時間の中で成果を上げるには、ほとんどの受験生が解けないような難問を追求するよりも、出題の可能性が高い基礎知識の精度を高めていく方が効率的だからです。

 

難問に気をとられてしまうと、本来行うべき復習がおろそかになってしまう恐れがありますので注意しましょう。

 

知識の整理として過去問と併せて利用すると効果的な教材をうまく使うといいですね。

 

直前期の司法書士講座

 

司法書士試験の日程が発表されるこの時期の司法書士試験講座の受講は、合格者が絶賛している質の高い問題と『全国公開模擬試験』がおすすめです。

 

直前期は、課題・弱点がいろいろ発見される時期です。

 

点数や判定に一喜一憂するより、課題や弱点を発見する目的で、自分をコントロールする目に見えない部分も気にしたいですね。

 

各予備校ともおよそ2回ほど実施されるので、自分のレベル確認の意味で受けると効果的です。

 

また、直前講座は早く申し込むほど早期割引キャンペーンが適用されて、お得に受講できることが多いです。

 

試験を受けることを決めたなら、思い切って受講申し込みをするほうが自分にとってもワクワク感が出てきますよ。

 

司法書士試験直前期の講座や模擬試験は、メジャーどころの予備校がおすすめです。

自分にあってそうなところを、直感で決めるのもアリですよ。

 

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